茨城県立県民文化センター

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リーフレットミュージアム

2014年11月 ふるさとだより 「だいこん」

だいこん
 中学校の国語の教科書で高浜虚子の「大根の葉」の句を初めて読んだ時、ごく少ない言葉なのに、田舎の水を湛えた水路、そこに浮かんでくるくる回りながら流れる大根の葉、そしてそれを洗う初冬の生活の息遣いまでが、鮮明な映像として見える気がして、俳句も良いもんだなあと思えたものです。俳句と絵画は非常に近い気がします。
 子供の頃は、味噌汁に煮付にと大根がたくさん入り、その苦味と水っぽさが嫌でした。今、寒くなると、急に風呂吹にして柚子味噌で食べたくなったりするのは、やはり年のせいでしょうかね。
作家紹介
宇留野 信章(うるの のぶあき)
茨城大学教育学部 中学校教員養成課程 美術科卒業。茨城県立太田第一高等学校、茨城県立水戸商業高等学校、茨城県立山方商業高等学校、茨城県立佐和高等学校、茨城県立水戸第二高等学校にて芸術科美術担当として勤務。水戸市展、茨城県展、一陽展に出品。1992年 第38回一陽展 奨励賞受賞。1993年 第39回一陽展 奨励賞受賞。2012年 第58回一陽展 会員賞受賞。現在、茨城県美術展覧会及び一陽会会員。
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